亡くなった方の尊厳を守るための化粧

2019年06月08日
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亡くなった方の死後直後の遺体は、段階を踏んで様々な処理が施されますので、何をどう行うのか、確認して実行するべきです。死後直後の異体はアルコールなどでキレイに拭き清める清拭と呼ばれる儀式を行うことが通例です。

昨今では病院で亡くなる人が多く、看護師が行ってくれることが多いといいます。自宅で亡くなった場合には、訪問看護師や葬儀社の人間が行うことが多いです。清拭が行われてから、納棺するまでに死に化粧を行います。故人の顔に化粧をして生前の印象を保つ大切な方法です。

薄化粧を施すことが一般的で、葬儀社や看護師が行うことも少なくありませんが、生前の印象を残すために故人の身近にいる親族として姉妹や娘、友人などが行うこともあります。なお、葬儀社に依頼した場合には5万円前後で行ってもらえますが、着付けは別料金となることもあるため、確認してください。

なお、清拭ではなく、よりきれいにするためにぬるま湯で身体を洗う湯灌、長期間キレイでいられるようにするためのエンバーミングなども存在していますが、それぞれ料金が異なるため、あらかじめ担当者に見積もりをもらって比較するといいでしょう。亡くなった方を綺麗に見送る方法となっているため、慎重に選んでください。

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