弔電はマナーを守って送りましょう
2021年05月24日
訃報を受けたけれど、どうしても葬儀に参列できないことがあります。特に今は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、移動を伴う葬儀への参列を迷う人も少なくありません。そんなときは、弔電を送ることでお悔やみの気持ちを伝えることが可能です。
弔電を送る際は、葬儀に参列するときと同様にマナーを守らなければいけません。ただ、近年は電報を送る機会が少なく、お悔みの電報を送ったことがないという人も多いと言われています。遺族に対して失礼にならないためにも、インターネットを活用するなどして、事前にマナーを頭に入れ、間違いのないように手配するようにしましょう。
まず、弔電は葬儀が行われる斎場へ直接送るのが基本です。まずは遺族に斎場の名前や住所を必ず確認するようにしましょう。そして、送った電報は斎場で読み上げられるのが一般的なので、葬儀に間に合うように葬儀が行われる数時間前までに届くように手配することが肝心です。
そしてもう一つ頭に入れておきたいのは、文面には忌み言葉を使わないということです。たとえば、直接的に死を連想させる言葉や、重ね重ね、再びといった重ね言葉も、不幸が繰り返されることを連想させるため避けるのがマナーです。
ちなみに、文面に迷ったときは、インターネットを活用することでたくさんの文例を知ることができます。初めてお悔みの電報を送るときは、故人との関係性に合った文例を参考にしながら文面を考えると失敗することがなく安心です。