マナーを守って弔電を送りましょう
2020年11月15日
訃報を受け取っても、何らかの事情で葬儀に参列するのが難しい場合があります。そんなときは、電報を送ることでお悔みの気持ちを伝えられますので、頭に入れておくとよいでしょう。お悔やみの気持ちを伝える電報は弔電といって、送るときはマナーを守ることが重要です。
まず、電報を送る前に、葬儀が行われる斎場と住所を確認しておくのが基本です。弔電は葬儀の中で読み上げられますから、葬儀が始まる数時間前までに届くようにスピーディーに手配することが大切です。もちろん、文面には細心の注意を払わなければいけません。
まず、忌み言葉を含めないことが最低限のマナーです。死を直接連想させる言葉はもちろんのこと、再びや重ね重ねといった不幸が繰り返されることを連想させる言葉を避けて、文面を考えましょう。また、文面は故人との関係性によって大きく変わるのが基本です。
たとえば、親族や友人、知人に送る文面と、仕事関係者に送る文面は異なります。どのような文面にすればいいか迷ったときは、インターネットで文例をチェックしてみると役立ちます。文例をそのまま活用することもできますが、親族や親しくしていた友人に送る場合は、自分なりにアレンジすることで、よりしっかりとお悔みの気持ちを届けることができます。